イキヅライブ!とは一体何なのか
概要
2025年2月1日と2日に開催された『LoveLive! Series AsiaTour2025 横浜公演』。
各シリーズから3人選出で行なわれたライブイベントは大盛況の中終了しした。
私はいつものように行っていませんが
と、普通ならここで終わらせてもいいような気がしたが、終了間際にとある映像が再生された。
ライブと同様の映像とされるティザームービーは以下から。
悲壮感あるBGMと何かを訴えかけていそうな人物のイラスト。
従来のシリーズとはかけ離れた雰囲気に、会場は騒然となった模様。
気になるタイトルはずばり『イキヅライブ! LOVELIVE! BLUEBIRD』。
これまたシリーズとはかけ離れた命名法則であるが、過去作品の例から仮タイトルとも言い切れない。
果たして、これらは一体何を意味しているのだろうか。
いろいろ述べたい
現時点の情報源はティザームービーしか存在しないので、そこから筆者が思ったことを述べていく。
タイトルロゴ
まず目についたのが、これまでとは一線を画したタイトルロゴである。
これまではピンク色を基調としたタイトルロゴ(例外は虹ヶ咲と蓮ノ空)であったが、イキヅライブ!は青色を基調としている。
当然ながらこのパターンはシリーズを通して初となる。
さらに、タイトルロゴのフォントもこれまでとは異なっている。
サブタイトルは上述の通り『LOVELIVE! BLUEBIRD』。
School Idol Projectとつかないのも珍しいが、意味深なサブタイトルではある。
幸せの青い鳥に関しては諸説あるらしいが。
ちなみに漢字表記も存在し、そちらの表記は『行きづらい部!』
生きづらいでなくて安心したが、それでもいろいろと想像させられる。
何らかの理由で部活(≒学校)に行きづらいのか、ラブライブ!に行きづらいのか。
いずれにせよ悲しさがあるのは間違いない。
主人公と思しき人物
公開された画像は、左上に主人公らしき人物が涙ぐましい表情で腕を抱えたポーズをとっており、右下にはバレエを彷彿とさせるポーズをとっている。
ここだけ見るとミュージカル的な要素を感じなくもない。
人物のビジュアルはいかにも虹ヶ咲の彼方と類似しているが、よく見ると右側に穂乃果に似たサイドテールを結んでいるのが確認できる。
念の為に彼方と比較してみると、髪型だけでなく衣装の着こなしまで類似しているのがわかる。
これだけ見ると従姉妹のようにも見えてしまうが、関係はなさそうだ。
衣装の方も見てみると、袖のボタンからしてコートを着ているようであり、首もマフラーを巻いているように見える。
となると、舞台は金沢より北国になるのだろうか。
だとしたら、あくまで憶測の域を出ないが北国の過酷な環境により遠方に行きづらい、ということなのだろう。
ストーリーなど
過去作品では虹ヶ咲を除いて主に『明るいスポ根路線』という雰囲気が強かった。
しかし、イキヅライブ!のティザームービーからはそれを感じさせずむしろ悲壮感溢れていた。
となると、この作品はシリーズ初の暗い路線となるのだろうか。
『過酷な環境に置かれながらも自分の夢を叶えていく』であればまだ救いはあれど、画像からして鬱展開もありそうなのが怖いところ。
正直、筆者も鬱展開に関してはそこまで耐性がないので、もしそれで通ってしまったら追うのを躊躇ってしまいそうである。
タイトルロゴの項でも触れたが、漢字表記が『行きづらい部!』となると、部活凄惨たる状況なのか他の部員から虐げられているのか。
だいたいこの辺りが想像できるが、いずれにせよ躊躇う内容である。
結局のところ、ティザームービーからしてストーリーは明るい方面ではないのは間違いない。
鬱展開のあるアニメはいろいろ登場しているから尚更だ。
メディア展開
サブタイトルは上述の通り『LOVELIVE! BLUEBIRD』であるが、蓮ノ空と同様にSchool Idol Projectの表記ではないが、蓮ノ空はしっかりとスクールアイドルの表記が存在する。
となると、イキヅライブ!の方はスクールアイドル活動が関わらない可能性も存在する。
過去作品はその活動をメインにビジュアルを掲載してきたのだが、今回は非スクールアイドル、いわゆる一般生徒の視点で活動や物語が展開されるのではないだろうか。
活動媒体に関しては正直どうなるか予測が難しいところ。
スマホアプリやアニメ、漫画は過去にも経験があるので、今作があまりにも斜め上な発想というのを踏まえると小説連載になるのではと思えてくる。
1枚のイラストに小説を掲載すれば、雑誌の体裁的にも違和感は少ない。
スマホアプリでも、初の育成シミュレーション……だと学マスに近くなってしまうので残念ながら却下。
一般生徒をスクールアイドル部に行かせて成長させていく。確かに面白そうではあるのだが、人によってハードルが高いのは事実である。
余談
新プロジェクト、だいたい5年おきに新シリーズが展開されるという法則があるのはお気づきだろうか(カッコ内は発表年)。
無印(2010年)→サンシャイン!!(2015年)
サンシャイン!!(2015年)→スーパースター!!(2020年)
虹ヶ咲(2017年)→蓮ノ空(2022年)
スーパースター!!(2020年)→イキヅライブ!(2025年)
この法則で行くと次回のプロジェクト発表は2027年。
果たして何が来るのか。
また、2月9日に『行きづらい部!』が商標登録されている。
出願日:2025-01-31
— 商標ウォッチbot (@tmark365) February 9, 2025
出願人:株式会社バンダイナムコフィルムワークス
区分:第30類(加工食品)
商品役務:茶,コーヒー,ココア,菓子(動物性食品又は野菜その他の食用園芸作物を主原料とするものを除く。),パン,サンドイッチ,中華まんじゅう ほか15
OCRテキスト2:
続き https://t.co/dYHEKRAvCipic.twitter.com/m6aJYOKQIf
上述した青いロゴではなく、虹ヶ咲と同様のオレンジ色が使用されている。
しかも、商品役務がデジタル系でなく食べ物であることを踏まえると、食玩において使用されるものだろうか。
事実、過去作品でもウエハースの食玩が発売されていたのだが、それに近い感じか。
とはいえ、これが何を意味するのかは不明である。
今後の展開の為にあらかじめ取得しておいた感じなのか。
最後に
突然発表された新プロジェクト故に、不明な点があまりにも多すぎた。
今後のLoveLive! Daysで詳細が少しずつ明らかになっていけばと願うばかりである。
おわり