あの名場面をもう一度『ラブライブ!スーパースター!! メモリーコレクト』
概要
昨年3月にスクフェス2がサービス終了して10ヶ月。
久しぶりにシリーズのゲームアプリが配信されました。
今回紹介するゲームは『ラブライブ!スーパースター!! メモリーコレクト』(以下メモコレ)。
1月31日にiOSで先行リリース、2月1日にAndroidでもリリースされました。
思えば、スーパースター!!におけるゲームアプリは今まで存在していませんでした。
μ'sは『School Idol Paradise』、Aqours……とは言い難いものの幻日のヨハネであればアクションゲームとカードゲーム、虹ヶ咲は『TOKIMEKI RunRuns』と今後発売される『トキメキの未来地図』、そして蓮ノ空は『Link!Like!ラブライブ!』。
こうして見ると、いかにスーパースター!!のゲームが皆様待ちわびているのが容易に想像できるかと思います。
シリーズ開始から実に4年以上経ってからのゲームなので尚更。
話を戻して、メモコレは『ぷちぐるラブライブ!』以来となるパズルゲーム。
といっても、落ち物タップパズルではなくストレートにジグソーパズルとなっており、パズルが苦手な人でも十分楽しめます。
こういったパズルはスマホゲームというのも相まって、あらゆる待ち時間でも取り組みやすいのがポイントですね。
特にイベントでの待ち時間にはうってつけでしょう。
実際、リリースの翌日にシリーズのアジアツアーライブイベントが横浜で開催されていましたからね😉
さて、ラブライブ!シリーズのアプリは基本プレイが無料という印象をお持ちのようですが、メモコレは初の有料アプリでリリースされました。
お値段は480円。有料にしては学生でも手が届きやすく良心的な感じ。
しかも落としきりなので、一度購入すればDLCが来ない限り追加料金はありません。
さらに、珍しく事前登録も行なっておりましたが、特典は何もなくいわゆるウィッシュリスト的な感じとなっていました。
有料アプリでの事前登録、お支払い周りが怖いところなのですよね😅
紹介
メイン画面。
タイトル画面からそうなのですが、シリーズ特有のピンク色が派手派手しいです。
右側のメニュー、メインとなる『パズル&メモリー』と完成したイラストを閲覧できる『コレクション』の他に、スーパースター!!の公式サイトのリンクも貼られています。
右下の設定、あまり期待しないように。
パズル選択画面。
デフォルトで1期~3期の1話#1がプレイ可能で、登場キャラの絞り込みと昇順降順切り替えも行なえます。
1つのエピソードに4つのイラストが選出、全て合わせると144枚のイラストでパズルがあります。
これだけでもなかなかのボリュームなのですが、どんどんエピソードを進めていくと使用するピースの枚数も増加。
1期1話ではチュートリアル的な意味で9ピースしか使用しませんが、終盤になると最大144ピースにまで増加。
2期と3期1話でも、最初から60ピース程となっています。
本ゲームのメインとなるパズル画面。
16:9比率の画面内のおよそ4:3比率の枠部分をパズルで組んでいく感じです。
ややこしいですが、そうとしか説明できませんでした。
操作はいたってシンプルで、画面下のピースをスライドで移動、タップで回転させて枠内にはめていきます。
画面を二本指ピンチ操作で拡大縮小、二本指スライド操作で枠を移動。
ピースが多くなると必然的にこの操作も求められることも多々なので、早いうちに覚えておきましょう。
右上はメニュー呼び出し。
中断機能を使用したり、パズル選択に戻ることができます。
右側の💡はタップすると数秒間完成図が表示されます。
いわゆるヒント機能ですが、一度使用すると5分間のクールタイムが必要なので、元絵が何だったのかわからない、及び早く完成したい時に使うべきでしょう。
じっくり腰を据えて取り組みたいなら使用しないのもあり。
初心者マークは初回プレイ時に表示されるチュートリアルを再表示。
プレイ中に誤爆してしまうこともしばしば、と私は思います。
🔄マークはタップでピース回転と同じ挙動です。
ピースをタップと同じ操作なのに何故入れたのだろうかと思いますが、左手で移動右手で回転という両手持ちプレイの為にあると思います。
タブレット端末でも効果を活かせるかも。
ちなみに、左上の達成率が70%に達すると表示が輝き始めますが、特に何も意味がありません。
いきなり完成寸前まで来てしまいましたが、私としてのセオリーはまずイラストの外側から組んでいくこと。
これは実際のジグソーパズルでも通用する手法です。
外側を一通り組んだ後は、イラストからどこに使われているかイメージしつつピースをはめていく感じですね。
事実、推しが出ているイラストの方が攻略しやすかったです🤭
他にはピースを総当たりではめていくという方法も
難易度としては、そのシーンのイラストを覚えているかによって変わってきますね。
1期の時点でも「そう言えばこんなシーンがあったなぁ」と思いながらプレイしていたのですが、視聴したのが3年前というのもあって覚えているのがほとんど、ありませんでした😉
2期以降はことあるごとにスクショを残していたので何とかといったところですが、スクショを見ながらプレイはいかがなものかと思う人もいるかと思いますが、ジグソーパズルも完成図を見ながら組んでいくものなので、特に問題ないと思います。
パズルが完成するとメモリーが再生されます。
内容は
あくまでおまけ的な内容ではありますが、スクフェスがサ終してしまったこの時期にこういった要素を入れてくれるだけでもありがたいのです。
しかし、アニメでは決して言及されなかったミニユニットが登場している辺り、もしかすると我々が見えていないところでミニユニットが活躍していたのかもしれない。
そう勘ぐってしまうメモリーも存在しているので油断ならないのです。
評価点
・スーパースター!!初のゲームである
概要でも述べた通り、このリリースをもって全シリーズにゲームを持つことになったので実に感慨深いのです。
・パズルゲーム故に取り組みやすい
ちょっとした時間にプレイできますし、中断機能も搭載しているのもポイントです。
なので、移動時間や待ち時間中にも取り組みやすいのではないでしょうか。
・プレイスタイルも豊富
じっくり楽しむのもよし、RTAで走るのもよしですが、スーパースター!!の楽曲が使用されていない為に実況配信に向いているのも利点。
一度購入すれば、あらゆる遊び方を模索できるでしょう。
・ヒント機能の再使用バランスが絶妙
ヒント機能を使用すると5分のクールタイムを挟む訳ですが、ピース数が100を超えると必然的にプレイに没頭して5分があっという間に過ぎてしまう為に、このバランスが良いものに感じました。
・480円にしてはボリュームがなかなかのもの
イラスト総数は144枚。進めば進むほどピース数も増えていく。
つまり実際のジグソーパズル並にボリュームがあるということ。
さすが3期まで放送されていただけあるというものです。
懸念点
・メモリーパートが内容薄め
ボリュームのあるパズルに対して、コントメモリーパートがどうしても薄く感じました。
まず、TOKIMEKI RunRunsと同様にボイスがありません。
ボイスがありません。
大事なことなので(ry
初の有料アプリなのでもしかするとボイス実装かと思いましたが、見事に拍子抜けしてしまいました。
さすがに、3期放送終了直後及びキャストの都合もあってのことと思われますが、ボイスが存在しないとどうしても寂しく見えてきます。
「3期まで観ているなら脳内再生余裕だろ」というスタッフの魂胆も見えてきそうでもある…。
背景も衣装に関しても、それぞれ部室と冬服しかないのも気になるところ。
せめてエピソードのシーンにちなんで変更していればよかったのですが。
・アニメ視聴前提かもしれない
ゲームのコンセプト上仕方のないことですが、アニメ未視聴勢がプレイしても何が何だかわからない、それどころかネタバレを喰らってしまう可能性がある故に、メモコレはアニメを全て視聴した人が楽しめる、そんな印象を受けました。
しかし、未視聴でもあえてプレイすることで視聴意欲が高まっていくのは良いことではあります。
単純にパズルゲームをやりたいという人もおすすめできますし。
・タッチペンが欲しくなる
スマホ端末でもタブレット端末でも、ピース数が多いと操作がもたつくことも多くなります。
片手でも両手でもプレイできなくはないですが、やはりここは精密な操作の為にタッチペンが欲しくなってきますね。
ただ、他のゲーム及びお絵描きもするならまだしも、メモコレの為だけにタッチペンを購入するのも考えもの。
せめて多用途に使用できるタイプにした方が良いでしょう。
幸い、タッチペンは百均でも購入できるので、そこから自分に適したのを随時購入するのが賢いやり方です。
・バッテリーの消費が激しい
私の環境だけかもしれませんが、小一時間プレイしただけでもバッテリーを半分以上消費していました。
リンクラやモンハンNowの比ではないくらいに消費しています。
上述通り中断機能があるので、ちまちまとプレイする分には問題ないですが、がっつりプレイしたいなら充電環境は必須でしょう。
バッテリーの消費を抑える機能追加が待たれるところですね。
要望とか
・バッテリーセーブ機能の実装
・タッチペン使用でも拡大縮小と枠移動がしやすいようにボタン追加
・誤爆しやすいので遊び方ボタンの非表示
・無理も承知だけどメモリーパートのフルボイス化
最後に
以上、メモコレの紹介でした。
エピソードの追体験かつ初めての有料アプリゲームではありますが、値段相応に楽しめるゲームでした。
この記事を書いた時点で、1期8話(と2期1話)を完了しているのですが、これからピース数がさらに増えるとなると制覇までどのくらいかかるのでしょう😅
システム面は改良の余地があるものの、ゲームバランスや操作性は良好でとっつきやすく、様々なプレイスタイルを見い出せるのはポイントですね。
アニメを視聴した人もそうでない人も、パズルが好きな人は一度プレイしてみてはいかがでしょうか。
アプリから公式サイトに飛べるので、履修もバッチリですよ😉
おわり