【Pikmin Bloom】Pikmin Bloomで氷ピクミンは実装されるのか
概要
氷ピクミンとは、『ピクミン4』で初登場したピクミンの一種。
紫ピクミンから触覚(?)を抜いて一回り小さくしたような体躯に、涼しげな水色という氷そのものな体色、身体からは白い冷気を吹き出しています。
序盤から訪れる地下世界にて、順当に進めていれば赤ピクミンの次に仲間になる為に、シリーズ最新作の新ピクミンの存在感を確かなものとしました。
ピクミン4における氷ピクミンの特徴は、『氷のように軽いので水に浮く』、『複数の氷ピクミンを水場に投げ込めば、その水場を凍結させられる』、『原生生物も凍結させることもでき、凍結中に体力をなくせば跡形もなく破壊できる』の3点。
特に水場の凍結は、これまでのシリーズだと青や羽ピクミンを除いて迂回せざるを得なかったので、行ける範囲が広がったといっても差し支えはないでしょう。
凍結させている氷ピクミンが集合で水場から離れると、凍った水場は時間経過後に元に戻ります。
原生生物との戦いでもなかなか強く、凍った生物を破壊すると死骸を回収できなくなる代わりに大地のエキス(稀にゲキカラエキス)を落とすようになります。
実質、ピクミン2に登場した『ゲキニガスプレー』をピクミンに落とし込んだ感じでしょうか。
また、宙に浮いている生物を凍らせると、そのまま落下して一撃とこれまた強力です。
欠点は、『水に浮くので水中の生物との戦闘及び、底に沈んだお宝の回収が不可能』、『火の攻撃を受けた時、他のピクミンより早く死ぬ』、『青ピクミン以外と同様に頭に水がかかる攻撃に弱い』の3点。
長所と短所が均等に取れているので、強いけど扱い方には注意といったところでしょう。
もちろん、氷ピクミンの種を出す水色オニヨンも存在しますが、見つかるのは終盤に差し掛かってからなので、見つかるまでは大事に使いたいところです。
本題、Bloomに登場できるのか
概要はここまでにして、本題に移りましょう。
スマホゲームである『Pikmin Bloom』に新種のピクミンである氷ピクミンは実装されるのか。
Pikmin Bloomは、原生生物との戦闘が一切存在しないあきれかえるほど平和な世界観が舞台なので、これまでのシリーズとはピクミンの特徴がかなり異なります。
具体的には、おつかいにおいてピクミン固有のチカラというステータスが存在しますが、それをまとめると以下の通り。
赤・青・黃ピクミン⇒それぞれ1匹分のチカラ。各色にあった特徴は死んでいる。
紫ピクミン⇒5匹分のチカラだけど足は遅め。当然ながら衝撃波は削除。
白ピクミン⇒1匹分のチカラで足が速め。紫ピクミンと組ませると地上においての運搬は強い。
羽ピクミン⇒1匹分のチカラだが、羽のみの編成でおつかいに行かせると最速でこなす。
岩ピクミン⇒3匹分のチカラ。本家だと1匹分なのに何故強化されたのかは謎。
といったところ。
ではそこに氷ピクミンが入るとどうなるか、それについて書いてみます。
上述通り、氷ピクミンは一般的なピクミンと同じ体高をしていて、重量も軽い部類。
つまり、ピクミン1匹分のチカラを持っていると言ってもよいでしょう。
しかし、足の速さも赤・青・黃、そして岩とそこまで変わらない印象であることから、実質これらのピクミンと何も変わらないということになってしまいます。
ゲームの都合上、凍らせられるような水場は存在しない(むしろ他のピクミンも素通りする)ですし、水に浮くこともないので、個性を見出そうとも完全に個性が死んでしまっています。
紫も白も原生生物がいない為に個性が役に立たないのですが、氷ピクミンはさらに悲壮感を漂わせているような。
もし仮にめでたく実装されたとしても、どんな感じで追加するのかも課題となります。
Pikmin Bloomにおいて、『プレイヤーLv』という概念が存在し、そのLvを上げることでピクミンが追加や隊列の上限増加など、できることがどんどん増えていきます。
それにおけるピクミン追加も、アップデートによって低いLvで岩ピクミンに出会えるようになりました。
しかし、Lvの緩和をもってしても、このゲームにおいて特徴がほとんど失われている氷ピクミンをどこに追加するのか。
特徴的に青ピクミンと紫ピクミンの後に追加が妥当と思われますが、それだと今後の強力なピクミン達に出会える道程が冗長化してしまうのが悩ましいところ。
かといって、岩ピクミンの後に追加しても肩透かしを食らうのは明白。
まぁ、数合わせとして使えなくもないですが
以上のように、追加のさじ加減が難しいといえますが、ピクミン4でも序盤から仲間になることを踏まえると、やはり冗長化しようとも青の後に追加が妥当でしょう。
苗に関する話
もしめでたく実装されたとして、次は苗に目を向けてみましょう。
Pikmin Bloomにおいて、苗内のピクミンを歩数で成長させた後に引っこ抜くのは周知の通り。
その苗を成長するのに必要な歩数は、
赤・青・黃で1000歩、紫、白で3000歩、羽、グレーで5000歩。
といった感じです。
氷ピクミンとなると苗は『水色の苗』になるでしょうが、では歩数はどうなるか。
氷ピクミンは、実装となると個性が皆無なので、3色と紫の間をとって2000歩にするか、もしくは3色と同様に1000歩にするのが妥当でしょう。
もし、岩の最後に追加で5000歩になってしまったら、明らかに見返りが合わなくなってしまいます。
キノコに関する話
ここまで特徴がなくなってしまう氷ピクミンに対して、少しでも活躍の場を与えたい。
そこで登場するのがキノコです。
現在登場しているキノコは、ピクミンを模した7色のカラーに加え、それぞれ赤・青・岩ピクミンしか参加できない火のキノコ、水のキノコ、水晶のキノコ。
電気
そして、イベント期間中にも様々なキノコが登場しています。
氷ピクミンとなると、ズバリ氷のキノコでしょう。
凍りついたキノコとなると、他ピクミンでも参加可能な気もしますが、氷ピクミン以外が触れると凍結してしまう 程の極低温だったり、ピクミン4では氷ピクミンと協力しないと破壊できない水こんにゃくや、氷ピクミンでしか破壊できない氷の壁が存在するので良しとします()
というか、そこまでしないと氷ピクミンの立場がないと言っても過言ではないです。
デコに関する話
2023年9月現在、デコピクミンはかなりの種類が追加されています。
それを氷ピクミンに追加となると、かなりの時間を消費してしまうのはもちろん、イベント限定のデコをどうするかという課題も出てきます。
それでもイベント限定に関しては、花札のデコピクミンが4種類しか登場していないので、無理に追加しなくても問題ではないのですが。
新規デコ追加がイベントを除くとだいたい1ヶ月に1回というペースとはいえ、氷ピクミンが追いつくのは果たしていつ頃になるのか。
ピクミン4の発表からしばらくして氷ピクミンが発表されたとしても、2周年記念イベントで一気にデコ追加は不可能と思われます。
おまけ、ヒカリピクミンはどうなのか
こちらも登場の機会はあるのでしょうか。
結論から言ってしまえば、『実装は非常に厳しい』の一言。
というのも、Pikmin Bloomでは昼夜の概念が存在しないのが最たる理由。
どの時間帯でプレイしても、背景は昼間のような青色で固定となります。
これは大型アップデートによって昼夜を追加しない限り、実装は不可能と言ってよいでしょう。
一応、イベントチャレンジの背景では昼夜の概念が存在するが
もし無理矢理夜とともに実装されるとしたら、ヒカリピクミンを生み出す『ヒカリのタネ』というアイテムとして実装されるのではと思われます。
使用方法や効果を自分なりに想像すると以下となります。
◾日没後から使用可能
◾ヒカリのタネを使用すると、隊列1枠を消費してヒカリピクミンを1匹生み出す
◾ヒカリピクミンは羽ピクミンと同じ特徴を持ちながらも、ヒカリのみでの編成でおつかいに行かせると、羽ピクミン以上の速度でおつかいを遂行する
◾キノコ破壊にも参加でき、どのキノコにおいても高いおしごと力を発揮する
◾現地時間午前4時になると消滅。おつかいは強制的にキャンセルされるが、キノコ破壊は破壊後に消滅する
◾おつかいの所要時間と現時刻の組み合わせによっては、ヒカリピクミンが途中で消滅する警告メッセージが表示されることがある
◾エキスを与えられない。よってなかよし度も一切上昇しないが、時間経過で自動的に花が咲く(種類は月ごとに咲く花からランダム)
と、臨時的にピクミンを生み出すアイテムといったところでしょうか。
羽ピクミンは数の確保がかなり大変なので、ある意味救済なポジションです。
とはいえ、ヒカリペレットしか運搬しないヒカリピクミンがフルーツや苗を運搬するのは、絵面的にもおかしいと思いますが、ゲームシステム故に許されるので良しとします。
ここまで話を持ち上げながらも、上述通り実装は厳しいです。
2周年記念イベントでワンチャンといっても、氷ピクミンを差し置いての実装もいかがなものかと思います。
結論
いろいろと実装考察したものの、両者ともに実装は難しいというか困難という結論となりました。
特に、氷ピクミンの特徴がゲームシステム上ほとんど奪われるのは痛いですし、ヒカリピクミンも夜の概念が存在しない現在は活躍できないですし。
Pikmin Bloom、ある意味ピクミン4の新参者には厳しいのではと思ってしまいます。
しかし、立派なピクミンシリーズに登場するピクミン故、実装してほしいという声もあるかもしれません。
ここは望み薄ではあるものの、来たる2周年記念イベントでどうなるか期待しておきましょう。
余談ですが、ピクミンシリーズのグッズにおいて食玩やガチャがどんどん充実しているのですが、氷もヒカリもなかなかグッズ化の機会に恵まれていません。
それでも氷はぬいぐるみが発売決定、グミにもリニューアルから登場しましたが、ヒカリに関してはさっぱりといった現状。
果たして、両者ともグッズ化が充実する機会は訪れるのでしょうか。
おわり