スクフェス2に関するお話

皆様、2023年4月15日に『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル2 MIRACLE LIVE!』(以下スクフェス2) がリリースされましたが、プレイされていますでしょうか❔
リリースから間もない状況ではありますが、皆様にご報告したいと存じます。

概要

結論的に言ってしまえば、スクフェス2をプレイする予定は一切ありません。
理由はいつものように後述いたしますが、前作にあたるスクフェスで不信感と嫌な思い出によって引退してしまい、非常につらい思いを未だに背負っているしフラッシュバックさえもしてしまったからです。

期待していた皆様には大変申し訳無いのですが、何卒ご了承いただきますことをお願い申し上げます。
次に、その事項に関する理由を書いていきます。


その理由

1.スクフェス自体がコンボゲー

最たる理由です。
プレイしない原因は間違いなくこれです。

前作でも、スコアを伸ばすにはコンボ、絆を上げるにはコンボ、イベントの過去の条件でもコンボと、コンボがを繋げなければ何もできないといってよいという様相でした。
故に、上位譜面を余裕でフルコンできる程度の腕前がないと話にならないくらいです。

そのおかげで、その日の初プレイ時には「何としてもフルコンしなければ」「果たして今日の一発目はフルコンできるのだろうか」という緊張感に襲われることも多々あり、プレイ自体が億劫になってしまいました。
コンボゲーという枷が、純粋に楽しむことを奪った形ともいえます。

真相については以下の引退記事に書かれていますので、一読して頂ければと思います。


2.上級者のひしめき合いから発する肩身の狭さ

スクフェスという音楽ゲームに限らず、どのゲームでも上を目指すというのは指標の一つと言えます。
しかしながら、上級者の比率があまりにも多いおかげで、頑張っている初~中級者が見向きもされない空気を生んでしまっています。

「自分はそこまで上手くないけど、上級者が多い中で始めていいのだろうか」と躊躇う人も出てくるのではと思っいます。
実際、音楽ゲームの順番待ちをしている時、周囲は上級者ばかりで待機中が本当に気まずくなったことも多々あります。
まさにそんな感じです。

まずいことに、スクフェス2は最初からほぼ全ての楽曲かつ高難易度譜面が最初からプレイできる反面、EASY譜面が存在しないようです。
つまり、前作からやり込んでいる人が圧倒的に有利ですし、2から始める人は不利という形になります。


3.エンジョイ勢が楽しめない空気

これも音楽ゲームに限らずですが、だいたいエンジョイ勢とガチ勢とで二分化されています。
「自分は音楽ゲームはそこまで上手くないので、敢えて自分なりに楽しむ」という人もいるにはいますが、それをわかってくれないおかげで不信感を抱くというケースもありました。

事実、スクフェスをプレイしていた数年前のオフ会にて、自身の押しカップリングでの編成を自慢したところ、参加者から「ただの趣味」と言われたことがあります。
当時はそこまで気にしていませんでしたが、後々になってこれが響くようになってしまい、モチベの低下を招く一因となってしまいました。
今だから言えることは、『エンジョイ勢ながらの楽しみを真っ向から否定された』ということです。

確かにスクフェスやスクスタは、様々なキャラを揃えないと強くなれないというシステムではあります。
(そういう自分も、スクフェスでは押し単で、スクスタも属性で編成したことはありますが)
しかしながら、強くなることよりも敢えていろんな編成で楽しむというのを否定されてしまっては、自身のプレイスタイルの喪失にも繋がりかねないです。
どうして自由にやらせてくれないのか、と。


4.端末買い換えにおける価値観と対価がつりあわない

正直、スマホ用の音楽ゲームは、画面が大きい端末でプレイしたいというこだわりがあります。
iPadでスクフェスやスクスタをプレイしていたように。

そのiPadも5年近く使っていましたが、ある日突然故障してどうしようもなくなってしまいました。
詳細については後述しますが、ただスクフェス2をプレイする為だけに端末を買い換えるのは考えものです。
現在でも、iPadは10万はくだらないですし、長期分割払いをしてまで購入してプレイしても、一つの原因で辞めてしまっては無駄金の極みともいえます。
というより、本当に無駄金になってしまいそうで怖いのです。そこまでしてプレイする価値はあるのかと。

つまり、価値観が出るどころか、対価がつりあうか怪しいのです。


5.家庭用ゲームをやった方がマシ

本末転倒ではありますが、そういうことです。


iPad故障の真相

昨年の10月末頃、愛用していたiPadをスタンドに取り付けようとしたところうっかり落としそうになりました。
常日頃ケースに入れていたので、大した被害ではなかったと思いましたが。

いざ画面を見てみると、


Appleマークが表示→赤い画面が一瞬表示されてブラックアウト


いわゆるリンゴループという、ホラー要素満載の症状が発生しました。
調べてみても対処法が一切わからず、5年は使っていたのもあって修理不可能。
翌日に息を吹き返したものの、音が出ずに再起動したら再びリンゴループ。
今度こそ再起不能、バックアップデータを取り出すことも端末リセットすることも不可能となりました。

思えば、ソシャゲから断ち切る良い機会になったと思います。
故障した時にどうしようと思いましたが、以下にのめり込んでいたかが伺いしれたでしょう。


では、そのiPadが今も生存していたら、スクフェス2をプレイしていただろうか。

答えはどちらかというとNoですね。
確かにiPadは高性能なので、スクフェス2にも耐えうる設計ではあります。
しかし、iOS16の提供対象外(実際iOS 15.7でストップ)と知って、この端末でプレイする意味はあるのかと思いました。
そりゃあ、5年前の端末だから見切りをつけられるのは仕方ないとして、そう遠くないうちにサポート対象外になる日が来るかもしれない。
自分はそれを恐れていたのです。

もしかして:ソシャゲ自体向いていないのでは

スクフェスやスクスタを引退して、だんだんと気づいたこと。

実のところ、自身はソシャゲはそこまでプレイしたことはありません。
理由としては、やっぱりガチャを始めとする課金要素ですね。
いくら音楽ゲームの実力が高かったとしても、ガチャで強力なのを当てなければ基本的に勝ち上がるのは難しいと思います。
それが推しキャラであれば尚更のこと。
もちろん、無課金でも十分遊べるのは断言できますし、実際、無課金縛りでプレイしている人も少なくありません。

けれど、沼にハマってしまったら底知れぬ課金をしてしまうかもしれない。
他がそれを当てたのを見てしまったら妬んで荒れてしまうかもしれない。
自分はそれを恐れていますし、何度もそれを見てきました。

要は、いつか辞めるかもしれないゲームにお金を出すのが怖くなっているのです。
事実、スクスタでは実に1年半で10万近く課金していたのが、引退後の計算で明らかとなっています。
あの頃は、今後の期待に寄せながら課金していましたが、結局何の成果も得られずにただ不満と苛立ちを発した挙げ句引退してしまいました。
引退して思いました、「なぜこのゲームに期待していたんだろう」と。

正直、スクフェス2もそんな未来しか見えていません。
もし何らかの理由で復帰したとしても、同じ轍を踏むに決まっています。
『見えている地雷』という認識をとってしまった自分が情けないです。

さらに、ソシャゲの宿命として『始めるのが遅れるほどお目当ての推しを引きづらくなる』という重大な問題も存在します。
雑に言ってしまえば、『リリース当初から始めなかったのが悪い』ということになってしまいます。
スクフェスのやり始めではそこまで意識していなかったのにどうして。


おわりに

スクフェスやスクスタは本当に楽しいゲームです。
しかし、一つの思いが今後を大きく変えてしまったのは事実です。

自分も音楽ゲーム自体は長年プレイしているだけあって、いろいろな情勢を見てきていますし、数え切れないほどの悩みも背負ってきました。
しかし、今でも解決できていない悩みは一つや二つはあるでしょう。

その悩みの一つが、やはり『エンジョイ勢が隔離されている空気』ですね。
エンドコンテンツを増やした結果、エンジョイ勢で楽しむのが難しくなってしまったということ。
スクフェスの『うでまえクラス』『ライブアリーナ』がそれに該当するでしょう。

スクフェス2でも、エンジョイ勢でも楽しめるようなコンテンツがあれば話が変わると思います。
様々な理由や価値観が折り重なっては、今後一切プレイしないという信念は曲がらないでしょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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